この時があって今の私が居る

必死にしがみつく6年間

ノートと文房具一般的に大学生というと、受験勉強を終えて一気に遊べる時間ができるイメージがありますが、薬学系大学は全く違います。
勉強がとても忙しいので、遊んでいるヒマなどありません。
6年間必死にしがみついて勉強し続けるくらいの気持ちでないと、理解できない部分が増えてついていけなくなるということもあります。

気が抜けない薬学系大学

薬学系大学を目指すようになれば、高校生のうちから合格したら勉強ばかりで大変だというウワサを耳にするようになるでしょう。
薬学部に合格が決まったら、入学式までの期間は休息をとる意味も含めて、遊ぶことに専念すべき時間です。

18歳になれば自動車の運転免許を取れるようになりますが、薬学系大学の学生が教習所に通える余裕があるのは、入学までの期間と夏休みくらいです。
1年次の最初はまだオリエンテーリングなどを行っていて、本格的に授業が忙しくなっていませんので、車の免許を取りたい人は早めに教習所に通い始めた方が賢明だといわれています。

サークル選び

大学生といえばサークルに入って遊びまくるものなのでしょうが、薬学系大学はあまり忙しいサークルに入るのは危険です。
サークルの勧誘がある4月頃は、まだ授業が大変になっていないので、活動が多いところに入っても大丈夫だと勘違いしがたいです。

ゴールデンウィークを明けたくらいから授業も忙しくなってきますので、翌月には後悔することになるかもしれません。
サークルが悪いという話ではなく、サークルに入ることでたくさんの友人ができますから、むしろ入ることをオススメします。
慎重に選びさえすれば、学生時代を楽しく充実したものにしてくれるのがサークルです。

友達の大切さ

よく5月になると5月病という言葉を耳にするようになりますが、薬学系大学ではゴールデンウィークが明けた頃、学校に行きたくなくなる学生がでてきます。
やる気が失せてしまっても、学校に行けば友達に会えると思えば、モチベーションがアップして通えるようになります。
5月病で学校に行きたくなくならないためには、ゴールデンウィークに入る前に友達を作っておくことが1つのコツです。

授業についていけなくなることも、学校に行きたくなくなる原因になります。
そうならないためには、大学選びをする段階でアドバイザー制や担任制を取り入れているところを探すことが役立ちます。
このような相談しやすい環境が整っている大学なら、6年間無事に通い、国家試験にも合格し、薬剤師への道をつなぐことができるでしょう。