学生時代はインターンシップに参加してました


インターン

薬剤師こそインターンシップへの参加がおすすめ

今時の学生の就職活動においては、インターンシップは当たり前に選択をされています。
インターンシップについて一応説明をしておくと、本格的な就職活動に入る前に企業内で実際の業務活動に参加をすることでその会社の社風や業務について理解をすることができるというものです。

先に業務を体験するといってもアルバイトやパートといった「仕事」として行う場合とは異なり、あくまでも「業務体験」として行うので給与や報酬が出ることはなく、出たとしてもわずかな金額となります。

逆にアルバイトのように何らかの業務をまかされるということもなく、日程期間中はどちらかというと見学や説明会への参加といったことがメインとなることが大半です。
ITベンチャー企業などではインターンシップの学生に対して実際にプロジェクトの一員になってもらったり、プレゼンをしてもらったりということもあるようですが、薬剤師としてはそこまで求められることはそれほどありません。

説明会なら別に行われる会社説明会で受ければよいように思うかもしれませんが、やはり実際に希望する企業の中に入ってそこで働いている人を目にすることができるというのは全く印象が異なります。

薬剤師のインターンシップが開催される企業としては、比較的新しい職場である民間企業が熱心なので働くことになったときのイメージがつかみにくいという人にこそおすすめです。

1日からできるインターンシップを探す

インターンシップが開催されるのはだいたい夏休みなどの長期休暇中が多いので、気になる企業があるときにはどんどん申し込みをするとよいでしょう。
私自身在学中の夏休みにはかなりの数のインターンシップを体験させてもらいました。

長期間で行うものもないわけではありませんが、大抵は1日くらい、長くても2~3日くらいで完結するのであまり構える必要もありません。

個人的に印象に残っているのがある製薬会社でのインターンシップで、自分で採血をするという「自己採血キット」を渡されてそこで血液に関する研究を体験できたということがあります。

他にも具体的にどういったところに薬剤師としてのスキルが求められるかということを訴求したインターンシップは就職活動とはいえ楽しく参加をさせてもらえました。

それともう一つかなり親切な企業だなと思ったのが、実際の職種体験だけでなく薬剤師として就職をした人が将来どういったキャリアパスを描いていけるかという社内の昇進プランを提示してくれたところです。

薬剤師の仕事としては在学中には病院の薬剤部もしくは調剤薬局で勤務することが前提というイメージが優先になるので、そこで一般企業に勤務をした場合将来どういったことになるかを教えてもらえたのはかなり参考になりました。