薬剤師の男女比

厚生労働省のサイトからチェック

薬剤師さんは、みんなの街に必ずいくつかはある処方箋薬局で私たちにお薬を処方してくれますよね。
その他にもドラッグストアなどでの薬品販売を任されていたり、健康相談に乗ってくれたりと私たちの健康にはとても深い関わりがあるお仕事です。

そこでちょっと気になってしまったのが薬剤師の男女比です。
男性女性どちらでももちろん薬剤師として働けますが、実際はどちらのほうが比率としては多いのでしょうか。
近所の調剤薬局をチェックしてみるとなんとなく女性のほうが多いような気もしますが。

厚生労働省のサイトをチェックしてみるとこういった気になる情報もすぐにわかるんです。
薬剤師に関する統計情報といったものが公表されているので、薬剤師の興味深い統計データをたくさん見ることができます。

さて、その統計情報をみてみると、薬剤師の男女比は大体3:7だそうです。
男性が3割、女性が7割といった比率になっています。

そう言われてみると処方箋薬局でも女性の薬剤師さんが大活躍しているような印象を受けます。
薬剤師会の中でも、なんと「日本女性薬剤師会」というグループもあるそうで、女性の薬剤師のために勉強会やさまざまなイベントを開いているようです。
こういったグループがあれば、仕事での悩みや知識の向上などにも大いに役立ちますよね。

年代別でみるとどうなる?

約7割が女性という薬剤師の世界。
さて、年代別にみてみるとどうなるのでしょうか。

年齢別にみてみると、30歳〜39歳の薬剤師の割合が約25%と最も多くなっています。
次は40歳〜49歳で、約23%となっているようです。

こういった年代はまさに今が働き盛りといえますし、薬剤師の世界でも大活躍しているんですよね。
ここで気になるのが若い年代の薬剤師さんたち。
統計をみると、29歳以下の薬剤師の割合は約17%と一番低くなっているのが現状です。

これからの世代を支えてくれる若手の薬剤師さんがどんどん増えてくれるともっと安心できますよね。

さらに現在では薬局の求人はどんどん高まってきているんです。
調剤薬局の求人も多く、薬剤師さんにとってはどの年代でも活躍できるので仕事には本当に困らないのは薬剤師の強みでもあります。

これからますます高齢が進んできますので、薬局や医療関連機関での薬剤師のニーズはさらに高まっていくのは周知の事実。
薬剤師も、さらに幅広い知識や接客スキルも求められてくるのかもしれません。

女性が活躍しやすい仕事ですし、若い世代でもどんどん薬剤師という仕事に夢を持って欲しいです。
医療関係の仕事の中でも、長く働ける仕事だからこそ薬剤師への注目はどんどん高まってくると思いますよ。