夏バテには胃を温める食べ物を


温かいうどん

はっきりした定義がない

暑い日が毎日続くと、どうしてもだるさや疲れが溜まりがち。
なんとなくだるい、とか食欲がなくなってきたり、やる気が無くなってしまったりなんとなく調子が悪いと訴える人も多くなります。

こういった症状は、いわゆる夏ばてと呼ばれているのですが、実ははっきりした定義がないんだそう。
なんとなくだるかったり体の調子が悪いと思ったら夏ばてかもしれませんよ。
こういった症状は次の3つの原因が関わっているのです。

1、体の中で大切な役割を持つ水分とミネラルが足りなくなっている。
2、暑さで消化機能が低下してしまって栄養不足に。
3、外の気温と部屋の気温の温度差

人の体温は36〜37度が一番活動しやすいのですが、気温が高いとその分体温もあがります。
すると汗をかくのでその汗と一緒に水分とミネラル分が逃げて行ってしまうのです。
脱水症状などには十分注意したいですよね。

さらに、気温が高い日が続くと胃腸の機能が低下してしまい食べた栄養をうまく吸収できなくなってしまうのです。
すると食欲がなかったりしてしまいます。
食べないとさらにその悪循環になってしまいます。

暑い外から帰ってきてエアコンが効いた涼しい室内に入るのはとっても気持ちがいいですよね。
しかし、この暑さと冷えの繰り返しによって自律神経の働きが乱れてしまうことも。
なるべく気温差を大きくしないようにエアコンの温度を設定したりすることも大事なのです。

夏ばてを防ぐには?

こういったことから考えると、夏の暑い時でも冷たいものばかり飲まないこととしっかり食事をとることが夏ばて対策には一番のような気がします。
冷たいものを食べると胃腸を疲れさせてしまい食欲がなくなりその結果だるくなったり疲れが取れなくなったりと悪循環を引き起こしてしまうのですよね。
かといってボリュームのあるものや脂っこいものって食べたくないのも事実。

そこでおすすめしたいのが、温かい蕎麦やうどんです。
具材も、ネギや鶏肉、野菜に山芋など夏ばてに効果のあるものばかりです。
薬味も上手に利用することで食欲も増進しますよね。

蕎麦やうどんでもちょっと胃腸に厳しいな、という時にはそう麺を温めて食べるのもおすすめです。
工夫していろんな具材をプラスすることで、食欲も湧いてきますし何より美味しく楽しむこおtができます。

飲み物は、冷たいものはなるべく取らないようにして、常温のものを飲むとか温かいものを意識して飲むようにすると効果的です。
お蕎麦を食べた後に蕎麦茶を飲むというのは、実は夏ばてには非常に効果があるのですね。

毎日の生活でちょっと気をつけるだけで、夏ばてに負けない体をキープすることができます。
心がけてみてください。